ASUSはどこの国？「買ってはいけない」の噂と元開発者が教える真実

「ASUSのパソコン、スペックの割に安すぎるけど大丈夫か？」
「どこの国のメーカーかわからないし、すぐ壊れたりしないだろうか？」

Amazonや家電量販店でASUS（エイスース）の製品を見かけ、そのコストパフォーマンスに惹かれつつも、あと一歩が踏み出せずにいませんか？
正直に言えば、かつて国内PCメーカーで開発エンジニアをしていた私自身も、昔は「仕事道具はNECか富士通以外ありえない」と考えていました。

しかし、結論から申し上げます。
ASUSは親日国である「台湾」のメーカーであり、実はあなたが長年信頼してきた国内メーカーのPC開発・製造をも裏で支えている「PC界の巨人」です。

この記事では、元エンジニアの視点から、カタログには載らないASUSの技術力と、唯一の弱点とされる「サポート」を100%使いこなすための裏ワザ（あんしん保証活用法）を解説します。この記事を読み終える頃には、あなたは「メーカー名」というブランド料を払うことなく、賢く高品質なPCを選べるようになっているはずです。

ASUSは「怪しい中国メーカー」ではない！その正体と信頼性

まず、最も多くの人が抱く「ASUSはどこの国？」という疑問に明確にお答えします。
ASUS（正式名称：ASUSTeK Computer Inc.）は、中国ではなく「台湾（中華民国）」に本社を置く企業です。

なぜこの区別が重要なのでしょうか？
それは、PCを使う上で無視できない「地政学的リスク」に関わるからです。Lenovoなど中国メーカー製品に懸念を持つ方もいますが、
ASUSは政治体制・情報セキュリティの観点で中国本土企業とは明確に異なる立ち位置にあります。

世界No.1のマザーボードメーカーという「技術屋」の顔

ASUSを単なる「安いパソコンを組み立てている会社」だと思っているなら、それは大きな誤解です。実はASUSはPCの心臓部であるマザーボードにおいて、
長年世界シェアNo.1を誇る企業なのです。

自作PCの世界では「迷ったらASUSの板を買え」と言われるほど。その信頼性は圧倒的です。

🎨 デザイナー向け指示書：インフォグラフィック
件名: 台湾の巨人ASUSの基本データ
目的: ASUSが確固たる実績を持つ台湾企業であることを可視化
（※省略せずそのまま掲載）

なぜ「買ってはいけない」と言われるのか？ 3つの誤解と真実

誤解1：「安いからすぐ壊れるんでしょ？」

真実：国内メーカーより頑丈なケースも多い。

ASUSのPCは多くのモデルがMIL規格（MIL-STD 810H）をクリア。落下・振動・高温・低温など非常に厳しいテストを通過しています。

ASUSのノートパソコンは、MIL-STD 810Hミリタリーグレードの規格に準拠し…（略）

出典: ASUS品質テスト

誤解2：「サポートが最悪って聞いたけど？」

真実：現在はメール/チャットを使えば問題なし。

電話は繋がりにくいため、メール or チャットが最適解です。

誤解3：「なんでこんなに安いの？」

真実：余計な広告費と中間マージンを削っているから。

品質を落としているわけではありません。

実は「中身は同じ」？ 国内メーカーとASUSの意外な関係

あなたが「日本製だから安心」と思って使っているPC、
実は内部を作っているのはASUS系列かもしれません。

ASUSはODM大手。国内メーカーPCとASUS PCは、同じ工場・同じ技術で作られているケースも珍しくありません。

【重要】ASUSを買うなら絶対知っておくべき「サポート攻略法」

攻略法1：購入時に必ず「あんしん保証」に入る

自然故障だけでなく、落下・水没などの自損も20%負担で修理可能に。

攻略法2：問い合わせは電話ではなく「メール/チャット」

• 写真添付で説明が正確
• 記録が残るのでトラブル防止になる

目的別：失敗しないASUSノートPCの選び方

元エンジニアが用途別に厳選。

まとめ：名前ではなく「中身」で選ぶ、それが賢い大人の選択

ASUSとは単なる「安い海外製」ではなく、世界のPC技術を支える台湾の巨人です。

• 親日国・台湾メーカー
• マザーボード世界シェアNo.1
• 国内PCも中身はASUS系列が多い
• 保証とメール問い合わせを使えばサポートも安心

スペックが同じなら、価格が安いASUSを選ばない理由はありません。
ぜひ公式サイトで国内メーカーとの「価格差」を一度見比べてみてください。

参考文献

• ASUS品質テスト
• ASUSのあんしん保証