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【難読漢字】「狼狽」の意味と読み方は?由来になった2匹の動物と使い方

雑学
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小説やニュースなどで見かける「狼狽」という言葉。

「狼(オオカミ)」という字が入っていることは分かっても、後半の「狽」が読めず、なんとなく文脈で「慌てているんだろうな」と解釈していませんか?

この記事では、「狼狽」の正しい読み方と意味、そして「なぜ狼の字が使われているのか」という意外で面白い語源(由来)について分かりやすく解説します。

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1. 「狼狽」の読み方と意味

【読み方】
ろうばい
【意味】
予期せぬ出来事に直面し、うろたえ騒ぐこと。あわてふためくこと。

単に急いでいるのではなく、予想外の事態にパニックになり、どうしていいか分からず動揺している様子を表します。

2. なぜオオカミ?意外な由来と語源

この言葉には、中国の伝説上の動物が登場します。実は「狼(ロウ)」と「狽(バイ)」は、それぞれ別の動物を指しているのです。

  • 狼(ロウ): 前足が長く、後ろ足が短い動物(オオカミに似ている)。
  • 狽(バイ): 前足が短く、後ろ足が長い動物。

この2匹は、常に一緒に行動しないとうまく歩くことができません。「狽」が「狼」の背中に乗ったり、互いに助け合ったりして移動していると言われています。

【狼狽の語源】
この2匹が離れ離れになってしまうと、バランスが取れずに倒れたり、進退きわまって動けなくなったりしてしまいます。
その「相棒を失って、どう動いていいか分からずパニックになっている様子」から、「狼狽(ろうばい)」という言葉が生まれました。

3. 例文でわかる!正しい使い方

ビジネスや日常会話では、相手の焦りや動揺を表現する際によく使われます。

  • 「突然の質問に、彼は狼狽の色を隠せなかった。」
    (顔色や態度に、うろたえている様子が出てしまっていた)
  • 「予期せぬトラブルが発生し、現場は狼狽した。」
    (パニックになり、混乱した)
  • 「どうか狼狽せず、冷静に対処してください。」
    (落ち着いてください、あわてないでください)

4. 「狼狽」を使った四字熟語・類語

さらに状況を強調したい場合や、言い換えたい場合に使える表現です。

言葉 意味・ニュアンス
周章狼狽(しゅうしょうろうばい) 「周章(あわてる)」と「狼狽(うろたえる)」を重ねた四字熟語。ひどくあわてふためく様子。
右往左往(うおうさおう) 混乱して、あっちへ行ったりこっちへ行ったりすること。
驚慌失措(きょうこうしっそ) 驚きあわてて、どうしていいか分からなくなること(措置を失う)。

5. まとめ

「狼狽」についてまとめます。

  • 読み方は「ろうばい」。意味は「うろたえること、あわてふためくこと」。
  • 「狼(ロウ)」と「狽(バイ)」という、2匹で1セットの伝説上の動物が語源。
  • 離れ離れになって動けなくなった様子から、パニック状態を表す言葉になった。

「狼狽売り(ろうばいうり)」という投資用語があるように、焦って行動すると失敗しやすいものです。この言葉の由来を思い出して、予期せぬ事態でも「狼と狽のように支え合って冷静に」対処したいものですね。

参考文献・参照サイト

本記事の制作にあたり、言葉の意味や語源について以下の辞書サイトやメディア情報を参考にしています。

 

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