「図工の時間に茶色の絵の具を使い切ってしまった…」
「12色セットを買ったら、茶色が入っていなかった!」
木や地面、髪の毛を描くのに必須の「茶色(ブラウン)」ですが、意外とすぐに無くなったり、手持ちのセットに含まれていなかったりしますよね。
Yahoo!知恵袋でも、
「茶色を作るには何色と何色を混ぜればいいですか?」
「きれいな焦げ茶色になりません」
という質問が、夏休みの宿題シーズンなどによく見られます。
結論から言うと、茶色は「赤 + 緑」または「オレンジ + 黒」で簡単に作ることができます。
この記事では、手持ちの絵の具(12色セットなど)を使って、基本の茶色から「こげ茶」「黄土色」まで自在に作る混色レシピを解説します。
【結論】茶色を作る3つの黄金パターン
茶色を作る方法は一つではありません。
手元にある絵の具に合わせて、以下の組み合わせを試してみてください。
| 組み合わせ | 比率の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 赤 + 緑 | 1 : 1 | 最も基本の作り方。 赤(朱色でも可)と緑(ビリジアンなど)を同量混ぜるだけ。 |
| オレンジ + 黒 | 10 : 1 | 失敗が少ない方法。 オレンジ(だいだい)に、少しずつ黒を足していくと綺麗な茶色になります。 |
| 赤 + 黄 + 青 (3原色) |
赤4:黄4:青2 | プロ向けの作り方。 3色すべて混ぜると濁って茶色〜黒になります。青の量で濃さを調整します。 |
理想の茶色に調整するテクニック
「作った茶色がなんか違う…」という時は、ちょい足しで解決します。
① こげ茶(ダークブラウン)にしたい
「青」または「黒」を少し足す。
赤+緑で作った茶色に、少しだけ「青(藍色)」を足すと、深みのある焦げ茶色になります。
黒を足すと手っ取り早いですが、濁りやすいので少しずつ加えましょう。
② 黄土色(オーカー)にしたい
「黄色」を多めに足す。
基本の茶色に黄色を加えていくと、明るい土のような色になります。
さらに「白」を少し加えると、パンやクッキーのような美味しそうな焼き色(キャメル)になります。
③ ミルクティー色(ベージュ)にしたい
「白」を大量に足す。
作った茶色に白を混ぜるのではなく、「白の絵の具に、茶色を少しずつ混ぜる」のがコツです。
(※濃い色に薄い色を混ぜようとすると、大量の絵の具が必要になるため)
なぜ「赤+緑」で茶色になるの?
これは色の「補色(反対色)」の関係を利用しています。
🎨 混色の仕組み
緑は「青+黄」で作られています。
つまり、「赤+緑」を混ぜることは、「赤+青+黄」の3原色すべてを混ぜるのと同じことになります。
いろいろな色を混ぜ合わせると、最終的には黒(濁った色)に近づいていきますが、その手前の段階が「茶色」なのです。
失敗しないための注意点
茶色を作ろうとして、汚いドブ色になってしまった経験はありませんか?
⚠️ 混ぜすぎ注意!
- 色数を増やさない: 4色以上混ぜると、彩度が落ちて単なる「汚い灰色」になります。基本は2色、多くても3色で留めましょう。
- 水を入れすぎない: 水彩絵の具の場合、水が多いと茶色の深みが出ず、薄汚れた色に見えてしまいます。
- パレット上で完全に混ぜない: あえて少しムラを残して塗ると、木肌や土のようなリアルな質感が出ます。
まとめ
茶色の作り方について解説しました。
📌 混色レシピのまとめ
- 一番簡単なのは「赤 + 緑」(1:1)。
- 黒があるなら「オレンジ + 黒」(10:1)。
- こげ茶にするなら「青」を足す。
- 明るくするなら「黄色」を足す。
市販のチューブの茶色は便利ですが、自分で混ぜて作った茶色は、微妙なニュアンスが出せるので絵に深みが出ます。
ぜひパレットの上で実験して、自分だけの「理想の茶色」を見つけてみてくださいね。


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