仕事の重要な打ち合わせや、言った・言わないのトラブルを防ぐために「LINEの通話を録音しておきたい」と思う場面は意外と多いものです。
しかし、LINEアプリ自体には通話録音機能が備わっていません。また、スマートフォンの機種(特にiPhone)によっては、標準機能を使っても「自分の声しか録音されない」という厄介な仕様があります。
この記事では、iPhoneとAndroidそれぞれのOSに合わせた確実なLINE通話の録音方法と、無断で録音した場合の違法性や相手にバレるリスクについて徹底解説します。
1. そもそも無断録音は違法?相手にバレる?
録音方法の前に、まずは気になる「法律や相手への通知」についてクリアにしておきましょう。
- 相手に通知はいかない(バレない): LINEアプリには録音機能がないため、あなたが別のアプリや外部機器で録音を開始しても、相手の画面に「録音中」などの通知が表示されることは絶対にありません。
- 無断録音自体は「違法ではない」: 日本の法律において、会話の当事者が無断で通話を録音すること(秘密録音)自体は違法ではありません。裁判の証拠として認められるケースも多いです。
録音すること自体は合法ですが、その音声データを相手の許可なくSNSやYouTubeに公開したり、第三者に拡散したりする行為は、プライバシー権の侵害や名誉毀損として訴えられる可能性があるため絶対にやめましょう。あくまで「自分用の記録」に留めてください。
2. 【iPhone版】LINE通話を録音する方法と裏ワザ
iPhoneの場合、Appleの強力なプライバシー保護方針により、アプリを使った通話録音のハードルが非常に高くなっています。
① 画面収録機能の罠(相手の声が入らない)
iPhone標準の「画面収録」機能でマイクをオンにしてLINE通話を録音しようとすると、自分の声は録音されますが、相手の声は消去されて無音になってしまいます。これは仕様であり、アプリ等で回避することはできません。
② 確実な解決策:スピーカーにして別端末で録音する
最もアナログですが、確実でお金がかからない方法です。
LINE通話を「スピーカーフォン」に切り替え、手元にある別のスマートフォン(使っていない古いスマホやタブレット)、または市販のICレコーダー(ボイスレコーダー)を使って物理的に録音します。静かな部屋であれば十分に聞き取れる音質で残せます。
③ 外部ガジェット(通話録音専用デバイス)を使う
仕事などで頻繁に録音が必要な場合は、スマホの背面に取り付けるタイプのAIボイスレコーダー(例:PLAUD NOTEなど)や、通話録音機能がついた専用のBluetoothイヤホンを使用するのが最もスマートで確実です。
3. 【Android版】LINE通話を録音する方法
AndroidはiPhoneに比べて制限が緩く、スマホ単体での録音が可能なケースがあります。
① 標準の「スクリーンレコード(画面録画)」を使う
Android 11以降の端末に標準搭載されている「スクリーンレコード」機能を使うことで、LINE通話を録音できる場合があります。
- クイック設定パネルから「スクリーンレコード」を開始。
- 録音設定で「デバイスの音声とマイク」の両方を選択して開始します。
※ただし、機種(GalaxyやXperiaなど)やOSのバージョンによっては、LINE通話中の内部音声が制限されて録音できない場合があります。事前にテスト通話で確認してください。
② 通話録音用の外部アプリを使う
Google Playストアには通話録音アプリ(「Cube ACR」など)が存在します。これらのアプリを利用することで、LINE通話を自動または手動で録音することが可能です。(※OSのアップデートによりサードパーティ製アプリの録音が制限される場合もあります)
4. まとめ:OSに合わせた録音環境の準備を
LINE通話の録音方法についてまとめます。
- 無断で録音しても相手にバレることはなく、個人的な記録目的なら違法ではない。
- iPhoneはアプリ単体での録音が(相手の声が入らないため)実質不可能。スピーカーにしてICレコーダー等で録音するのが確実。
- Androidは標準の「スクリーンレコード」や録音アプリで対応できる機種がある。
「いざという時に録音できていなかった!」という事態を防ぐためにも、ぶっつけ本番ではなく、事前に家族や友人のアカウントとテスト通話をして、自分のスマホでしっかり音声が残せるかを確認しておくことをおすすめします。
参考文献・参照サイト
本記事の制作にあたり、通話録音デバイスの仕組みやOSの仕様に関して以下の情報サイトを参考にしています。


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