インターネット上の掲示板や、ポスターの日付表記などで「1th」という文字を見かけて、「1番目なら1stのはずだけど、1thって何?」と疑問に思ったことはありませんか。
「もしかしてスラング?」「特別な意味があるの?」と気になって検索する方は意外と多くいらっしゃいます。
この記事では、「1th」という表記の真相と、なぜこのような間違いが起こりやすいのか、そして「11番目」はどう表記するのが正解なのかなど、英語の「序数(順番を表す数字)」の正しいルールについて分かりやすく解説します。
1. 結論:「1th」に意味はなく「1st」のスペルミス
結論から言うと、英語に「1th」という表現は存在しません。これは完全に「1st(first)」のスペルミス(書き間違い)です。
英語で「1番目」を表す正しい表記は「1st」であり、「1th」に隠された意図や特別な意味はありません。英語のルールをうっかり勘違いしてしまったことによる、存在しない言葉です。
2. なぜ「1th」と間違えてしまうのか?
では、なぜ「1st」を「1th」と間違えてしまう人がいるのでしょうか。それは、英語の序数の大半が「th」をつけるルールになっているからです。
英語の順番は、4番目以降は「4th」「5th」「10th」のように、基本的に数字に「th」をつけます。
この「順番を表す時は『th』をつける」という基本ルールの印象が強すぎるあまり、本来は不規則に変化する「1番目」にもそのまま「th」をつけて「1th」と書いてしまう、という勘違いが主な原因です。
3. 要注意!「11番目」は「11th」で正解
「1番目は1stだから、11番目は11st?」と迷ってしまう方がよくいますが、ここは英語の少し厄介な部分です。
英語の序数は、基本的に1の位の数字に合わせて「21st」「22nd」と変化しますが、「11、12、13」の3つだけは例外として「th」をつけます。
・11番目:11th(eleventh)
・12番目:12th(twelfth)
・13番目:13th(thirteenth)
「1」がつくからといって「11st」としてしまうのもよくある間違いですので、注意しましょう。
4. スッキリおさらい!英語の「序数」の正しいルール
この機会に、英語で順番や日付を表す「序数(Ordinal numbers)」の正しい基本ルールをまとめておさらいしておきましょう。
| ルール | 具体例 |
|---|---|
| 1〜3までは特別な形 | 1番目:1st (first) 2番目:2nd (second) 3番目:3rd (third) |
| 4以降は基本的に「th」 | 4番目:4th (fourth) 5番目:5th (fifth) 10番目:10th (tenth) |
| 21以降は「1の位」に従う | 21番目:21st (twenty-first) 22番目:22nd (twenty-second) 23番目:23rd (twenty-third) 24番目:24th (twenty-fourth) |
5. まとめ
「1th」という表記についてまとめます。
- 「1th」という言葉は英語には存在せず、「1st」の完全な書き間違い。
- 「順番にはthをつける」という4番目以降のルールと混同したために起こるミス。
- ただし「11番目」は例外であり、「11st」ではなく「11th」が正しい。
- 1番目は「1st」、2番目は「2nd」、3番目は「3rd」と正しく覚えよう。
もし自分で文章を書く際や、日付をデザインする際に「あれ、1thだっけ?1stだっけ?」と迷った時は、この記事のルールを思い出して「1st」と正しく表記してくださいね。
参考文献・公式参照サイト
本記事における英語の序数(Ordinal numbers)の文法規則については、以下の公的な英語辞典および教育情報を参照しています。


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